20代後半の頃、大切な友人に
「今の彼と結婚する」と聞いたとき私は
「決め手は何だったの?」と聞きました。
それを聞いた理由は二つあって

まずは
私はいつもなぜ人は結婚するのだろうと
考えていたから

二つ目は
友人がその彼氏のことが
本当に好きなんだろうかと
少し心配だったから。
(本当にごめんなさい)

私の問いに彼女はこう答えました。

彼といると
ワクワク、ドキドキという
気持ちはないけれど
彼のことを愛おしいと感じるから。

当時の私は
この言葉の意味を
全く理解できませんでした。
なぜなら
一緒にいて
ワクワク、ドキドキした気持ちを
持てない人と
結婚するなんて考えられないと
思っていたから。

彼女とは
イギリス留学時に出会い
学校の帰りにお茶をしながら
留学中の辛いこと
未来の事
人生の事など
たくさんの事について
おしゃべりし
彼女から発せられる言葉は
いつも簡潔でありながら
心に残る言葉を
私に投げかけてくれていました。

それから約10年後
私が今の伴侶に出会ったとき
彼女が言った「愛おしい」を
実感することになりました。

ワクワク、ドキドキした気持ちを
彼に感じたことはありません。
でも一緒に暮らしていく中で
とっても愛おしい気持ちが
湧いてきて
今では揺るぎないものになっています。

私にとって愛おしいという気持ちは
最強なのです。
それを教えてくれた友人に感謝です。

ゼラニウム

 

投稿者プロフィール

橋本真弓
橋本真弓くれたけ心理相談室(ベルギー エノー支部)心理カウンセラー
ご自宅への訪問(ブリュッセル・その他地域)・オンラインカウンセリングを承っております。お気軽にお問合せ下さい。

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