動物の動画を観るのが日課の私は
先週、ネコに風船をつけて
浮かんでいく様子を撮影した動画をみて
ちょっとやり過ぎじゃないかなと
嫌な気持ちになりました。

こういう動画は好きじゃないわと
言いながら彼に見せると
そこまで神経質にならなくても
と言うような顔。

ちょっと冷たいんじゃないのと
ぷんぷんしながら
その動画のコメント欄を読んでみると

「最初、腕が見えなくてビックリしたよ」
というコメントが。
うん?腕ってなに?と思いながら
もう一度よく見てみると
人間がカーテンの後ろに隠れて
ネコを持ち上げていました。

な~んだそうだったのかと
ほっとしながら彼に伝えると
「えっ気づいていなかったの?あの風船で
ネコが持ち上がるはずがないじゃない」と
言われる始末。

だって前に
風船をつけられた赤ちゃんが
浮かんでいく動画をみたことが
あったから。

そんな彼とのやりとりを思い出して
もしあの時
お互いに勘違いしたままだったのなら。

私は彼のことを
こんな冷たい面もあるんだと思い

彼は私のことを
ちょっと神経質すぎるなと思う。

同じものをみていても
視点が違うと
全く違うものになり
それが人と関わることの
興味深さでもありますが
日々接する人との間では
初めはほんの些細なことでも
それが積み重なっていくと
いつか大きな亀裂が入ってしまうことも。

相手との会話の中で
何かいつもと違うなと
感じたときは
少しその状況に注意を向け
会話を続けることで
防げることもあるかもしれませんが

流れていく日々の生活の中で
このように実行していくのは
簡単なことではないですよね。

でもほんの少し心のどこかに
留めておくと
違ってくるのかもしれません。

 

ビーチ

 

投稿者プロフィール

橋本真弓
橋本真弓くれたけ心理相談室(ベルギー エノー支部)心理カウンセラー
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