ベルギーでは多くの家に煙突・暖炉があり

我が家にもなぜか暖炉が二ヵ所あったのですが

ひとつはふさいでしまい

もうひとつは薪ストーブとして

使えるようにしていますが

気に入ったストーブが見つからず

また一度使い始めると

毎年、煙突掃除もしなければならないので

いつか使えるといいなと思っています

 

先日夕方、玄関のチャイムが鳴り出てみると
我が家の裏にある通りに住んでいる者と名乗る方が

「たぶんこちらのおうちの煙突だと思うのだけれど
少し傾いているような気がして、
もし外れたりすると危ないと思って」と言ってこられました

すぐに庭の方から煙突を確認してみると
確かに先っぽのステンレス製の煙突が
少し傾いているような気が
最初話しを聞いたとき
煙突を覆っているレンガが傾いて
いるのかと思ってしまいすごく焦りました。

少しホッとして
世の中には親切な人がいるものだと
感心しましたが
どうやって気がついたのだろうと
考えてみると
人によって色々な捉え方が
でてくるだろうなと思いました

教えてくれた人は
ただの親切心だったかも知れないけれど

それを怖いと思う人
なんだか監視されているように思う人
そのまま親切だと受け取る人
おせっかいだなと思う人

どれが正解なのでしょうか

私はここであまり嫌な思いをしたことがないので
親切な人だなと受け取りましたが
本当のところはわかりませんよね

自分の置かれている環境や状況で
人の捉え方は変わってくるだろうなと
改めて感じた出来事でした

 

煙突と雲

 

投稿者プロフィール

橋本真弓
橋本真弓くれたけ心理相談室(ベルギー エノー支部)心理カウンセラー
ご自宅への訪問(ブリュッセル・その他地域)・オンラインカウンセリングを承っております。お気軽にお問合せ下さい。

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