誰がなんと言っても
イヤなものはイヤ

人の好き嫌いは生理的なものであったり
脳が瞬時に嫌いと判断するのは
自分を守るための手段でもありますから
どうしようもないこともありますが

一度嫌いと感じると
嫌なところしか目につかなくなり
どんどん嫌いになる理由が積み重なっていき
最初はそこまで嫌いでなかったのが
大っ嫌いになってしまう

こうなってしまうと
例え良いところが見えたとしても
否定したくなります

「嫌い」という言葉を聞いて
どんなことをイメージしますか

個人的には
なにか遮断するようなイメージを持っていて
人に対して使ってしまうと
その先の広がりがなくなってしまうように感じています

ずいぶん昔に
昨日まで可愛がってくれていた人から
突然敵意を向けられたことがあり
全く訳が分からなかったのですが
相談した人に
「他人は自分を映す鏡」と言われ
自分が相手を嫌うと
相手も嫌いになると諭され

これっぽっちの敵意も持っていないのに
どうして私も悪いことになってるの?と
さすがに目が点になりました。

今となっては
相手がなぜ私に敵意を向けたのかを
理解することはできますが
当時は自分がなにか悪いことを
してしまったのかと思い悩んだものです。
その頃は、本当に毎日仕事に行くのが苦痛でした。

でも、自分の行動を振り返っても
その人に対して何か悪いことをした覚えがなかったので
卑屈になることなく接しようと心がけました。

そのせいなのかは分かりませんが
何かで話し合う機会があり
その後は、普通に接していたような気がします。
(ずいぶん昔のことなので、うろ覚えですが。)

敵意を向けてくる人を
好きになることは難しいですが
敵意で返すことはしたくはないなと思っています。

 

投稿者プロフィール

橋本真弓
橋本真弓くれたけ心理相談室(ベルギー エノー支部)心理カウンセラー
ご自宅への訪問(ブリュッセル・その他地域)・オンラインカウンセリングを承っております。お気軽にお問合せ下さい。

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