イギリス留学時代に
生涯の友人たちに出会った。
その中の一人は
同じ学校ではなかったけれど
小さい町だったので
知らないうちに
仲良くなっていました。
彼女は自分が何をしたいのかが
分かっていて
とても芯のある人。
私が将来の不安を話すと
そうだよね。と言いながらも
でもあなたは間違っていないよと
いつも励ましてくれた。
留学から帰ってきて
お互い遠くに住みながらも
手紙や電話で将来の話しをしたり
年に一度は行き来をしていました。
彼女もまた自分の道を模索していて
英語の先生をしながらお金を貯め
海外のリゾートホテルに
就職が決まりその地へ飛び立った。
今とは違いネット環境もよくなく
一度ハガキを送ってくれた後は
パッタリと連絡が取れなくなり
どうしたんだろうと思いつつも
徐々に彼女の事も忘れていきました。
それから数年後のある日
今日は何の日だろう?
何か大切な日だったような気がすると
思ったのが彼女の誕生日。
それからは毎年のように
彼女の事を思い出すようになったので
思いきって彼女の実家に
お手紙を送りました。
するとご両親からご丁寧に
お返事をいただき
「今はアメリカにいて元気に
しているので連絡があれば
伝えておきます。」
と書かれていました。
それを読んで
きっと彼女は自分の道を
見つけたのだろうと
確信を持ちました。
その後まだ連絡は
とれていないけれど
きっといつかどこかで
また逢えると信じて
私も自分の道を歩んでいます。
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