庭に幹が直径1mほどの
雲竜柳があります。
前の家のオーナーは
あまり手入れをしていなかったようなので
私たちが引っ越してきたときは
葉が生い茂ると
こんな状態になっていました。
そして秋から冬に向かう季節には
毎日のように枝葉が落ち
掃いてきれいにしていても
次の日には庭一面、葉で覆われていました。
我が家だけならまだいいのですが
葉が風にのってお隣さんの庭にまで
届いてしまうので
そのことがとてもストレスでした。
お隣さんも前のオーナーに
この木は切るからと言われてたみたいですし。
(私たちは聞いてませんけど。。)
ですので、庭師さんに頼んで切ってもらうことに。
見積もりをとって金額も合意したけれど
待てど暮らせど、その庭師さんから連絡は来ず。
春に向かって
どんどん葉が生い茂ってくる前に
切った方がいいということになり
自分たちで切ることに。
高さ十メートル以上もある木ですので
かなり大変でしたが
ある程度まで低くすることができました。
庭師さんに頼んだ時は
全て切ってもらうつもりでしたが
自分達ではそこまでできないので
またどうするかを考えることにしました。
雲竜柳は枝が色々な方向に伸びるので
毎年の剪定が必要です。
私は剪定があまり得意ではないので
全部切ってしまったほうが
ストレスもなくなるのですが
この雲竜柳
夏には葉を生い茂らせて
ベルギーの強烈な夏の太陽から
日陰を作ってくれるので
全部切ってしまうことには
少なからず躊躇していたのですが
そんな時、剪定の参考にしている
横浜の庭師 木下透さんがあげられた剪定動画
『うっとうしい季節を乗り切る弱剪定』で
初めの5分間ほど木の役割について
お話しをされているのを聞いて
自分が自然の恩恵を受けていることを
すっかり忘れていたことに
気付かされました。
謙虚さを忘れるべからずですね。
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