出会ったときは

先週、血液検査をするために
町のクリニックに行きました。

そのクリニックには
看護師さんだけがいて
採血や点滴治療のみを
行っています。

何人かの看護師さんが
日替わり交代で働いているのですが
その中のお一人は
いつも機嫌が悪そうで
受付時も決して
顔をみて話しをされないですし
採血時も一言もしゃべられないのです。

しゃべらないのは
別に構わないのですが
採血があまり上手でないせいか
かなり痛いたのがツライです。
それに
たまに消毒を忘れることも。

その日も
変わらず不機嫌な様子でしたが
椅子に座って待っていると
なんと
「ここに腕をのせて」
「手を握って」とやさしく
言葉をかけてくれたのです。

本来ならば
当然の声掛けなのかも知れませんが
なんだかふわっと温かい気持ちが
湧いてきてうれしくなり
私って単純だわと
可笑しくなりました。
でも採血はいつも通り
痛かったです(笑)

一緒に来てくれていた彼に
「今日の看護師さんが前に話してた不機嫌な人」
と帰り道に言うと
「受付のときも、一体何しに来たの？っていう対応だったね」
と言っていたので
不機嫌そうだと感じたのは
私だけではなかったようです。

不機嫌な人には
できれば接したくないけれど
出会ってしまったときには
相手の感情を受け取らずに
少し鈍感でいれたら
いいかもしれませんね。

橋本真弓くれたけ心理相談室（ベルギーエノー支部）心理カウンセラー

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