あなたの育った家庭では
家族の間でルールはありましたか。
例えば私は、小さい頃から親に
どこかに出かけるときは
どこに出かけるのか
何時ごろに帰ってくるのかを
伝えるのが
当たり前の中で育ちました。
しかし彼は
ひとり暮らしが長く
どこに出かけて帰るのも
誰に伝える必要もない生活。
遠距離恋愛中
彼が1ヶ月ほど日本に来たときのこと。
東京で仕事関係の人に会う約束があり
彼一人で出かけたのですが
夜の10時を過ぎても帰ってくる様子もなく
初めは心配していたけれど
一緒に食べようとご飯を食べずに
待っていた私は
お腹がすいたせいもあり
だんだん腹が立ってきました。
そして彼が帰ってきたのは夜中の12時過ぎ。
玄関のカギを開ける音がして
「いただきま~す!」
「あっ間違えた、ただいまだ」
と聞こえてきました。
これを聞いたとき、
私はホッとすると同時に怒りがピークに。
上機嫌で部屋に入って来た彼に
「どうして連絡をしてくれなかったの」
私の氷のように冷たい視線と言葉で
自分が何かいけないことをしたと気がついたようでした。
私の問いに、連絡をしようと思ったけれど
電話が見つからなくて、最終の新幹線に飛び乗ったからと。
※ 彼は携帯を持っていませんでした。
彼はひとつのことに集中すると
全くほかのことが目に入らないことを
理解し始めてはいたのですが
ホッとした気持ちと怒りで涙がでてきて
どれだけ心配したか。
まずは連絡をするべきだということを伝えました。
彼はすぐに謝ってくれたのですが
私は自分は間違っていないという気持ちが強く
どうしても許すことができずに
そのあと一切口をききませんでした。
そしてしばらくすると
「本当にごめん。
自分はずっと一人で暮らしてきて
こんな時は連絡をしないといけないことを
知らなかったの。
これからはちゃんと連絡するから
許して欲しい。」と。
これを聞いたときに私は
すぐに彼を許す気持ちが湧いてきました。
そして
私が当たり前だと思っていたことが
他の人にとって当たり前でないことが
あるということを学んだのです。
ここでもし彼が
そのことを教えてくれなかったら
私はそのことを知らずにいて
心のどこかにわだかまりとして
残っていたことでしょう。
パートナーには
どんなことでも全て話さないといけないとは思いませんが
相手の考えや思いを知り理解することで
二人の関係がより良いものになっていくことも。
お互いに理解し合いたいと
二人で話し始めるけれど
ついついケンカ腰になってしまって
いつもその先に進まない。
そのようなときは
「夫婦・カップルカウンセリング」をご利用下さい。
私たちカウンセラーは
どちらの肩を持つこともいたしません。
それぞれのお話しを伺い
お二人にとって
最善の道を歩まれることができるよう
サポートさせて頂きます。
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