幼少期から会う大人に
「しっかりしているね」と
言われた経験のある人の中には
本当は甘えたい
本当はわがままを言いたい
本当はイヤだと言いたいけれど
言えなかった
自分の感情を
コントロールするしかなかった
それはきっと無意識に
しっかりしているねと
言われることが
自分の存在意義を
認めてもらえるような気がして
ますます大丈夫なふり
大人のふりをした
そうするしかなかった
そしていつしかそれが
自分の中での当たり前に
でも自分に嘘をついた
行動や気持ちは
決して消えてなくならない
ただ隠れて(隠して)いるだけ
いつかどこかで顔を出す
もしひょっこり顔を出したら
大丈夫なふりをせず
見つめ直してあげてください
一人で見つめ直すことは簡単ではありません
そのために私たちカウンセラーが
ここにいることを知っていただければと思います
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