中学生か高校生のころ
母が留守のときに
母の化粧品を使い
お化粧をしたことがあります。

お化粧をしているときは
心も晴れ晴れ
こんなに印象が違うのだと
ワクワクしたのですが
お化粧を落とした後
顔自体は何も変わっていないはずなのに
素顔を見てガッカリしたのです。

その経験があったからか
大人になってからも
お化粧をあまりしませんし
こちらにきてからは
あまりどころかほぼしなくなりました。

お化粧をしないと
鏡をじっくり見る機会もなく
今回、日本の友人宅に泊ったときに
大きな洗面台で下からも
光に照らされる鏡で顔をみて
こんなに細かいシミがあったのかと
本当に驚きました。

でも不思議なことに
落ち込みはしなかったのです。
それは年のせいだからと
諦めた気持ちではなく

これらシミがどうして出来たのかを
思い返してみたときに
私の人生の勲章のようなものだなと
誇らしく感じたからでした。

他の人からすると
シミだらけだねと思われても
私自身がそれに誇りを持っていると
全く気にならない。

自分の価値をどこに見出すかによって
感じ方は大きく変わってきます。

ついつい周りの人の意見や
考えに振り回されてしまう人は
まずは自分の価値を知ることから
始めてみるのもいいかも知れませんね。

 

そう言いながらも
久しぶりにきちんとお化粧をして
気持ちが上がったので
これからは気分をあげたいときには
してみようと思っています。
でも一生懸命にお化粧をしても
あまり変わり映えがせず
Make upではなく
Make downに
なってしまっているのが悩みです。

 

投稿者プロフィール

橋本真弓
橋本真弓くれたけ心理相談室(ベルギー エノー支部)心理カウンセラー
ご自宅への訪問(ブリュッセル・その他地域)・オンラインカウンセリングを承っております。お気軽にお問合せ下さい。

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