パッとしない子

最近、スマホの画面にタッチしても反応しないことが多くなった
心理カウンセラー　橋本真弓です。

 

基本的には紙の本が好きですが

手に入れるのが難しいので、時々電子書籍を読んでいます。

先日、何か読んでみようかと検索していると

辻村美月さんの「パッとしない子」が目に入った。

タイトルを見た時に頭に浮かんだのは、

子供の頃にパッとしなかった子が、

大人になって個性を発揮する。というストーリー。

まさにそういう内容なんだけれども

私にとっては、予想外の展開。

 

「記憶を捏造しないでください」

 

この言葉がとても印象的だった。

ネタばれになるので、詳しくは書きませんが

「どっちが勘違いしてるの？？」と思いながら読み進めるも

その答えは最後まで出てこなかった。

そこがあまりにも現実社会を反映している。

時の流れが、人の記憶を変えるのか？

決して小説の中のことではないと感じさせる一冊でした。

 

明日も良い一日でありますように。