ヨハン・ゼバスティアン・バッハは天才だなと思いながら
彼の音楽を聴く心理カウンセラー 橋本真弓です。
週二回、夜間のフランス語学校に通っています。
国籍はさまざまですが、共通しているのは
はっきりと自分の意見を言うこと。
分からないところがあれば、分かるまで先生に聞き
自分が理解すると、先生が説明を続けていても、もう分かったと言う(苦笑)
ある日の授業で、先生の質問に答える順番が私にまわってきたので
答え始めたのですが、すでに答えた生徒も同じく答え始めました。
いつもの私ならば、そこで答えるのをやめてしまうのですが
「私も彼らと同じくフランス語を学ぶためにここにきているのだから
遠慮する必要はない。」という思いが心にこみ上げてきたので
そのまま続けて答えました。
すると先生も私の方を向いて続けるように促してくれました。
こんな風に自分を前に押し出すことや、自分の意見を言うことは
この国で生活していく為にはとても大切なことなのです。
そうでないと、自分の存在はないものとされることも多々あります。
意見を言ったからといって「嫌な人、気が強い人」とはならず
意見を言わない方が「自分の考えを持たない人」と思われ
面白味のない人として認識されることもあります。
ですので、時に海外生活で自分の意見を言うことに慣れて
日本に帰国した人は「気が強い人」と言われてしまうのかもしれません。
でも、気が強いことと、自分の意見をきちんと言うことは
同じではないので、伝え方の問題なのかもしれませんが。
私はもともと自分の意見を言う(言いたい)タイプの人間ですが
こんな事を言ったら、相手がどう思うだろう
自分の考えが間違っていると言われるのが怖くて言えないこともありました。
でも、こちらでは正しいか正しくないかではなくて
自分の考えを言うことを重要視しているように感じるので
素直に自分の考えを伝えやすいのでしょうね。
明日も良い一日でありますように。
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