平日の朝のスーパーマーケットで
よく見かけるのが
高齢の方と買物に付き添う子供らしき人
それを見るともなくみていて
ある共通点に気がつきました。
それは必要以上に手助けをしていないこと
例えばお会計の時
子供である若い人が支払いをした方が
断然早くすむのですが
それをしない人が多いように思えます。
もし自分が子供の立場ならば
後ろで待っている人に申し訳なくて
自分が会計をするだろうなと思いました。
でもここでは「待つ」ということに対して
とても寛容な人が多いです。
私が育った大阪では
せっかちな人が多いと言われているので
とても対照的です。
待つことに寛容であると同時に
生まれた時から自立心を養うために
必要以上に手を出さないという
文化だからかも知れないなと思っています。
これは甥や姪をみていても強く感じます。
町中で一人で歩くだけでも
大変そうな高齢の方が
買い物袋やカートをひいて
歩いているのもよく見かけますが
その方たちも
道路に段差があってカートが
引き上げられないときは
周りの人に助けを求められますし
助けを求める前に
誰彼ともなくすっと手を貸す光景を
目にすることも多く
それが特別なことではなく
ごく当たり前の日常であることは
とても素敵だなと思います。
本当の意味での自立は
人に助けを求めずに自分で全てをすることではなく
必要な時には助けを求められることなのかも知れませんね。
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