ある日
地元の駅に向かって歩いていると
向こうから自転車に乗った
12~3歳の男の子と
すれ違いざまに
「マダム!」と呼び止められました

まさか呼び止められるとは
思っていなかったので
空耳かと思い行きかけると
再度呼ばれたので振り返ると

その彼は自分の首の辺りを指しながら
フランス語で何か言っているのですが
あまりにも予想外なことだったので
フランス語があまりよく分からないから
と言うと、英語は?といって
英語で再度言ってくれました

「このジャケットの襟元の
閉め方が分からないから
閉めて欲しいんだけど
これから自転車に乗るから寒くて」と

私のフランス語の聞き取りは
間違いではありませんでしたが
なんとも変なお願いなので
彼に近づくときも
警戒を怠らずにいました
(これはどんな場面でも重要です)

しかし彼は
本当に襟元を閉めて
欲しかっただけでした(笑)

家族にこの話しをすると
かなり驚いていたので
ベルギーあるあるではなかったようです

地元の人と接するとき
人との距離感が近いとは
感じていましたが
ここまでくると
何でもありのような気がしてきました

 

投稿者プロフィール

橋本真弓
橋本真弓くれたけ心理相談室(ベルギー エノー支部)心理カウンセラー
ご自宅への訪問(ブリュッセル・その他地域)・オンラインカウンセリングを承っております。お気軽にお問合せ下さい。

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