あるニュースサイトのコラムに
リアリティー番組に出て有名になり
ネットでの容姿に関する中傷をきっかけに
美容整形手術を繰り返し
20代で死の淵をさまよい回復までに
1年以上かかった人の話しが掲載されていました。

日本でも最近は
美容整形は簡単にできるようで
「プチ整形」などと検索すると
たくさんの情報がでてきますし
そういった情報検索を繰り返すと
ネット広告も美容整形に関するものが
表示されるようになります。

いくつになっても
有名であろうがなかろうが
容姿のことは気になりますが

アイデンティティが確立されるまでの
10代から20代前半は特に
常に心や体は揺れ動いているので
様々なことから簡単に影響を受けてしまい
自分の頭で考えるよりも先に
行動に移してしまい
気がつけば後戻りできない状況に陥ることも

莫大な費用をかけて有名人そっくりになった人が
莫大な費用をかけて元の姿に戻ったときの言葉が

「なりたかった自分になれた」

この言葉は
容姿よりもまず心を満たすことがいかに大切なのかを
言い表しているように思えます。


美容師さんがアップしている動画を
ときどき観るのですが
男性が今までの自分を変えたいと
勇気を出して美容室にきて
ヘアースタイルを変えてもらった後
鏡を見たときの驚きと恥ずかしさ
そして満足げな顔は
文字通り「光り輝いて」います。

短時間でこんなにも
人の表情が変わることに驚きながらも
見失っていた自信を取り戻した瞬間に
立ち会わせてもらえたような気持ちになり
こちらまで笑顔になりました。

自分は自分のままでいいと思えた上で
容姿の変化を楽しんでいく
理想の容姿だけを追い求めるのではなく
心も一緒に。

投稿者プロフィール

橋本真弓
橋本真弓くれたけ心理相談室(ベルギー エノー支部)心理カウンセラー
ご自宅への訪問(ブリュッセル・その他地域)・オンラインカウンセリングを承っております。お気軽にお問合せ下さい。

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