このお題を頂いてから
いつ自分が心理カウンセラーになると決めたのかを考えていました。
人間関係でいつも悩んでいたので
「人の心理」については常に興味がありましたが
対人援助について最初に意識をしたのは
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の時です。
この頃からPTSDという言葉も広く知られるようになったこともあり
「心理学」をいつか学びたいと思い始め
その後、自分自身が電話カウンセリングを受けて
心理カウンセラーというのはこういうものなのだと体験し
いつか自分も。と思うようになりました。
そして海外移住の可能性がでてきたとき
異国の地で自分に何ができるのだろうと考え
留学した時に自分が感じた辛さや孤独感を
同じように感じている人に寄り添えるかもしれないと思い
資格取得に向けて心理学を学び始めました。
この時点で、自分は心理カウンセラーになると決めていましたが
学びを進めていくうちに
人として未熟な自分が人を助けることができると思っていた傲慢さを思い知り
自分には向いていないのではないかと思いつつも
先生や仲間たちの助けもあって、課程を修了し
インターンカウンセラーとしての実習を始めることになりましたが
今までの人生で、この2年間ほど自分の弱さ、醜さ、未熟さに向き合い
闘ったことはありませんでした。
そして、自分が心理カウンセラーになると覚悟を決めた時でもありました。
その覚悟をさせてくれたのは
スーパーバイザーの先生、仲間、私のカウンセラーの先生です。
スーパーバイザーの先生は、本当に厳しくて
セッション中に私が発した言葉全てにダメ出しをされました。
今から振り返ると、現場を知る先生だからこそ
厳しくして下さったと感謝しているのですが
当時は、未熟さゆえに
先生は意地悪だと半泣きになりながら教えを乞うていました。
先生ごめんなさい。
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